ヌーヴェル・ヴァーグの旗手

画像 『大人は判ってくれない』
[LES QUATRE CENTS COUPS]
1959年/フランス/BS版:97分
監督:フランソワ・トリュフォー
脚本:フランソワ・トリュフォー/他
出演:ジャン=ピエール・レオ/他

画像 『暗くなるまでこの恋を』
[LA SIRENE DU MISSISSIPPI]
1969年/フランス/BS版:123分
監督:フランソワ・トリュフォー
原作:ウィリアム・アイリッシュ
出演:ジャン=ポール・ベルモンド/他

画像 『隣の女』
[LA FEMME D'ACOTE]
1981年/フランス/BS版:106分
監督:フランソワ・トリュフォー
脚本:フランソワ・トリュフォー/他
出演:ジェラール・ドパルデュー/他

画像 『アデルの恋の物語』
[L'HISTOIRE D'ADELE H.]
1975年/フランス/BS版:97分
監督:フランソワ・トリュフォー
原作:フランセス・V・ギール
出演:イザベル・アジャーニ/他

画像 『映画に愛をこめて アメリカの夜』
[LA NUIT AMERICAINE]
1973年/仏、伊/DVD版:117分
監督:フランソワ・トリュフォー
脚本:フランソワ・トリュフォー/他
出演:ジャクリーン・ビセット/他


 タイトルを梅雨にしたり、梅雨ネタをやってたので・・・、梅雨明け。
 ヌーヴェル・ヴァーグの旗手で、分かりやすい映画と言う禅問答のようなトリュフォー。仲が良かったり、悪かったりのゴダールは、トリュフォーへの批判に対する反論の手紙を 「トリュフォー書簡集」 へ提供し、書き下ろしの序文を 「フランソワは死んだかもしれない。わたしは生きているかもしれない。だが、どんな違いがあるというのだろう?」 と締めくくった。
 蛇足ながら、最初に読んだ訳は 「フランソワは多分死んでいる。私は多分生きている。しかし、そこに違いがあるのだろうか?」 だった・・・。

  「大人は判ってくれない」 を観ると 『イノセント・ライフ』 を思い出す。
  「大人は~」 の方が古い映画だけど・・・。
 ラストは捕まった・・・かなと。

  「暗くなるまでこの恋を」 は・・・、預金持ち逃げ、射殺、毒殺未遂、雪山越え、明るい未来・・・。
 トリュフォーの繊細な演出は変わらず。

  「隣の女」 は、ファニー・アルダンが壊れていくのが怖い。
 入院後、射殺&自殺の無理心中。
 ジェラール・ドパルデューの方は馬鹿。本人の納税額はスゴイ。

  「アデルの恋の物語」 は、トリュフォーの古典主義への回帰を決定付けると言われている作品。
 恋愛映画ではないと言う人もいるけど、これはアデルとピンソンの恋愛映画ではなく、アデルの恋愛映画。よって、アデルの感情のみ。
 相手不在であるが故に、イザベル・アジャーニは次第 (映画の冒頭から壊れて・・・とも思えるが・・・) に壊れていく・・・。元祖ストーカー女。
 アデルは実在の人物で、政治家で文豪、詩人ヴィクトル・ユゴーの次女。
 この話は実話に基づくのだそうで。

  「アメリカの夜」 は名作。トリュフォーの映画への愛。
 効果音として囁き声を録音している時の 「映画の話はよせ」 は名セリフ。

 序文の意味は、生きていようが、死んでいようが作品は残っている。

『同時代史』 (タキトゥス/ちくま学芸文庫) を読む。

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