令和版川島雄三ウィーク その3

20210105a.jpg 『お嬢さん社長』
1953年/松竹/CS版:93分
監督:川島雄三
脚本:富田義朗/柳沢類寿
撮影:西川亨
出演:美空ひばり/佐田啓二/他

20210105b.jpg 『東京マダムと大阪夫人』
1953年/松竹/CS版:96分
監督:川島雄三
原作:藤沢桓夫
脚本:富田義朗
出演:三橋達也/月丘夢路/他

20210105c.jpg 『昨日と明日の間』
1954年/松竹/CS版:120分
監督:川島雄三
原作:井上靖
脚本:椎名利夫
出演:鶴田浩二/月丘夢路/他

20210105d.jpg 『眞實一路』
1954年/松竹/CS版:139分
監督:川島雄三
原作:山本有三
脚本:椎名利夫
出演:山村聡/淡島千景/他

20210105e.jpg 『愛のお荷物』
1955年/日活/CS版:111分
監督:川島雄三
脚本:柳沢類寿/川島雄三
撮影:峰重義
出演:三橋達也/北原三枝/他

20210105f.jpg 『あした来る人』
1955年/日活/CS版:115分
監督:川島雄三
原作:井上靖
脚本:菊島隆三
出演:山村聡/月丘夢路/他

20210105g.jpg 『銀座二十四帖』
1955年/日活/CS版:117分
監督:川島雄三
原作:井上友一郎
脚本:柳沢類寿
出演:月丘夢路/三橋達也/他

20210105h.jpg 『風船』
1956年/日活/CS版:110分
監督:川島雄三
原作:大佛次郎
脚本:川島雄三/今村昌平
出演:森雅之/高野由美/他

20210105i.jpg 『洲崎パラダイス 赤信号』
1956年/日活/CS版:81分
監督:川島雄三
原作:芝木好子
脚本:井手俊郎/寺田信義
出演:新珠三千代/三橋達也/他


 三賀日も終わって、川島雄三ウィークは松竹時代から日活へ。

  「お嬢さん社長」 は、TV放送元年に製作された歌謡喜劇。
 倒れた社長に代わりに16歳の孫娘が社長に就任。彼女は会社乗っ取りの陰謀があることを知る。

  「東京マダムと大阪夫人」 は、東京育ちの夫人と大阪から越してきた夫人がし烈な見栄っ張り合戦を展開する群像喜劇。
 夫人同士の見栄の張り合い、東京マダムの実家の暖簾騒動、大阪夫人の弟の結婚騒動などが縦横に絡み合う。

  「昨日と明日の間」 は、結果的に誰もハッピーエンドにならない三角関係メロドラマ。
 大人の男女の人生が互いに引き寄せられ、交錯する様を軽快に描いた川島の松竹での最後の作品。助監督に山田洋次。

  「眞實一路」 は、父と姉に育てられた少年を主人公に、人生を“真実一路”に生きようとしながら傷ついていく人々の真摯な姿を写し出す文芸映画。

  「愛のお荷物」 は、人口増加抑制の施策を問われて受胎調節教育の徹底を約束した厚生大臣だったが、自分の妻や息子の恋人など身近なところで次々妊娠が発覚してドタバタするという艶笑喜劇。
 アンドレ・ルッサン 「あかんぼ頌」 の翻案。タイトルは 『人生のお荷物』 のパロディか・・・。日活時代のチーフ助監督は今村昌平。

  「あした来る人」 は、実業家とその愛人、娘夫婦の四角関係を描いた、誰もハッピーエンドにならない人間ドラマ。

  「銀座二十四帖」 は、銀座とそこに生きる人々を描いたフィルムノワール。ディスクジョッキー的なナレーションに森繁久彌。
 
  「風船」 は、時代の風にゆらりゆられる風船の行方に、夢と郷愁を探し求める人々とヒロインの成長を描いた文芸作品。

  「洲崎パラダイス 赤信号」 は、日本のヌーヴェルヴァーグの一本に挙げられる人間ドラマ。
 東京・州崎遊郭へと繋がる橋のたもとにある飲み屋を舞台に、そこに出入りする人々の姿を描く。

『百億の昼と千億の夜』 (光瀬龍/ハヤカワ文庫JA Kindle版) を読む。

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