難解で重い

画像 『悪の教典 -序章-』
2012年/BeeTV/DVD版:全4話
監督:野本史生
原作:貴志祐介
脚本:渡辺千穂
出演:伊藤英明/中越典子/他

画像 『悪の教典』
2012年/東宝/DVD版:129分
監督:三池崇史
原作:貴志祐介
脚本:三池崇史
出演:伊藤英明/二階堂ふみ/他

画像 『エロス+虐殺』
1970年/現代映画社/DVD版:216分
監督:吉田喜重
脚本:山田正弘/吉田喜重
撮影:長谷川元吉
出演:細川俊之/岡田茉莉子/他

画像 『煉獄エロイカ』
1970年/現代映画社/DVD版:117分
監督:吉田喜重
脚本:山田正弘/吉田喜重
撮影:長谷川元吉
出演:岡田茉莉子/鴨田貝造/他

画像 『荒野のダッチワイフ』
1967年/国映/DVD版:85分
監督:大和屋竺
脚本:大和屋竺
撮影:甲斐一
出演:辰己典子/港雄一/他


 涼しくなっやかと思ったら、10月だというのに夏再開と思わせて肌寒い雨・・・。もう秋だと言うのに極端な陽気。
 今週は途中から、難解で重くい内容、無機質で幾何学的な構図。松竹ヌーベルバーグの一人、吉田喜重へと続いたが、 「日本近代批判三部作」 の三作目が手元にないので・・・。

  「悪の教典 -序章-」 は、映画版の約3ヶ月前を描くスピンオフドラマ。
 いかにも序章って感じ。これから始まる。

  「悪の教典」 は、バイオレンス・エンタテインメント。
 始まって、どうもバタバタと進む。ドタン、バタンと言った方がいいか・・・。

  「エロス+虐殺」 は、ロング・バージョン。
 大杉栄と伊藤野枝、神近市子の日蔭茶屋事件までの物語と安保闘争時代の大学生カップルの物語を交錯させて描いている。日蔭茶屋事は色々なパターンで繰り返し描かれる。日本近代批判三部作の一作目。
 モノクロの白く飛んだ画面が美しく、とにかく理屈っぽい。面白いけど。

  「煉獄エロイカ」 は、日本近代批判三部作の二作目。
  「煉獄」 は 「天国」 と 「地獄」 の間にあるもの。 「エロイカ」 とは 「英雄的」 (イタリア語) 。この映画では、1952年、1970年、1980年の三つの時代が描かれる。現実と理想の間で揺れ動く革命家達と言う事か。1970年頃から内ゲバが活発化する。革命家達は内部崩壊していく。無機質さ、幾何学的な構図など、 『去年マリエンバートで』 と比較されている。最後は 「DEAD END」 。

  「荒野のダッチワイフ」 は、ピンク映画に含まれているが、中身は異色のハードボイルド映画。当時は 「女の裸さえ入っていれば中身は問わない」 という事で、低予算ながらも若手監督が自由に撮影できたとの事。
 場面場面の繋がりがデタラメで、現実シーンと妄想シーンの区別がつかない作りになっている。オリジナルの画面サイズは16:9.。

『ウィザードリィ日記』 (矢野徹/角川文庫:Kindle版) を久しぶりに再読。

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